抗がん剤は作用機序によって様々な種類がある?抗がん剤を分かり易く徹底解説!

 

Unknown

 

北斗晶さんの乳がん手術や

川島なお美さんの胆管癌による死去と

言ったように最近芸能人の

ガンの報告が続けてありましたね。

 

これまでも忌野清志郎さんや

松田 優作さん、緒形拳さんなど

ガンで亡くなられた芸能人は

少なくありません。

 

ガンを「不治の病」と

呼ぶ人も少なくありませんね。

 

今でも年間40万人ほどが

ガンが原因の死亡者がいると言われています。

 

ガンになることは社会的損失も

非常に大きいのです。

 

なので国はガンの分野には力を入れています。

 

その結果、ガンの治療法は

かなり発展してきました。

 

特に抗がん剤は数多く開発されていますね。

 

今回はそんな抗がん剤について

「どんな種類があるのか?」

「どんな作用を持っているのか?」

を紹介していきます。

 

私は製薬企業に勤めており、

抗がん剤の取り扱っています。

 

なのでなるべく分かり易く書いていきますし、

最後には治療費に関するお得な情報を書いていますので

是非最後まで見てくださいね!!

抗がん剤は作用機序によって様々な種類がある?抗がん剤を分かり易く徹底解説!

抗がん剤とは??

 

現在抗がん剤は100種類あると言われています。

 

抗がん剤聞くと注射のイメージがあるかもしれませんが、

実は口から飲む薬(経口薬)もあります。

 

抗がん剤と聞くと「副作用が強い」という

イメージを持たれる人は多いかもしれませんね。

 

確かにその通りです。

 

抗がん剤はガンを治す効果と同様程度に

体にとって有害な作用を示すことも少なくありません。

 

これは抗がん剤が全身の正常な細胞も

死滅させる作用があるからなのです。

 

この有害な作用は少しの投与量でも

発生してしまいます。

 

なので、抗がん剤を用いた治療は

非常に難しいと言われていますね。

 

ガンの治療を行うときはもちろん完治を

目指して治療を行いますが、

ガンは完治させるということは非常に難しいです。

 

通常「抗がん剤が効く」ということは

「寿命が延びる」「ガンが小さくなって苦痛が軽減される」

という風に捉えられます。

 

もちろん薬の最終目標は「完治させる」ことです。

 

決して今の現状に甘えている訳では

ないことは忘れないでください。

 

それでは実際どんな抗がん剤があるのか?

 

次の項目から見ていきましょう!

 

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抗がん剤は作用機序によって様々な種類がある?抗がん剤を分かり易く徹底解説!

抗がん剤の種類は??

 

抗がん剤を細かく分類すると

「代謝拮抗剤」「アルキル化剤」「抗がん性抗生物質」

「微小管阻害薬」「白金製剤」「トポイソメラーゼ阻害薬」

「分子標的薬」に分類されます。

 

アルキル化剤や抗がん性抗生物資は

一定の投与量に達すると

作用時間が短くても確実に効果が出てきます。

 

しかし、正常な細胞への影響も避けられません。

 

そこでなるべく副作用を少なくしようと

開発されているのが「分子標的薬」です。

 

この薬は効率よくがん細胞だけに作用するように

作られています。

 

現在ではこの分子標的薬が医療の現場で

多く使われ始めていますね。

 

それでは一つずつ見ていきましょう。

代謝拮抗剤

 

がん細胞は盛んに分裂して増殖しています。

 

この分裂には酵素が必要なのですが、

その酵素を利用して増殖を抑え込むのが、

代謝拮抗剤と言われています。

 

この薬はがん細胞から出される酵素に反応して、

がん細胞を死滅する作用を示します。

 

しかし、この酵素は正常な細胞も出す為

副作用は避けられません。

 

この薬はがん細胞が分裂を行わないと

効果が発揮されないので、

長時間、持続的に投与する必要があります。

 

アルキル化剤

 

この薬はもともと毒ガスの研究から

開発されました。

 

この薬は人間の細胞に必ず存在する

「DNA」に作用します。

 

がん細胞が分裂を行うのにDNAの

遺伝情報が必要になるのですが、

この薬はDNAの遺伝情報を障害し、

エラーを起こさせることでがん細胞を

死滅させる効果があります。

 

この薬も正常な細胞にも作用してしまうので

副作用は避けられないものになります。

 

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微小管作用薬

細胞の中には分裂するのに重要な

「微小管」というものが存在します。

 

この薬は微小管そのものの働きを

止めることによりがん細胞を死滅させます。

 

微小管は神経の働きにも重要な役目がありますので

この抗がん剤を使った際は、

手足のしびれなどの神経障害が出ることがあります。

 

 

抗がん性抗生物質

 

抗生物質は一的に

風邪をひいたときに用いる薬ですね。

 

この薬は抗生物質をがん治療に転用できるのでは?と

研究が進められ開発された薬です。

 

抗生物質も細胞のDNAを阻害して分裂を

止めることで効果を発揮します。

 

なので増殖が活発ながん細胞ほど

効果を発揮しやすいと言われています。

 

 

白金製剤

 

「白金」は貴金属で有名なプラチナですね。

 

プラチナは他の物質と結合することで

細胞分裂を阻止する効果が偶然発見され

抗がん剤として用いられることになりました。

 

白金製剤の作用は上記と同じ

がん細胞のDNAに結合してエラーを起こす事です。

 

DNAに異常があるとがん細胞は分裂できなくなるので

最終的に死滅する事になります。

 

トポイソメラーゼ阻害薬

 

この薬はDNAの合成に必要な

「トポイソメラーゼ」を阻害する事によって

がん細胞を死滅させる薬です。

 

大体は上と一緒ですね。

 

分子標的治療薬

 

従来の抗がん剤はがん細胞を死滅させる能力に

重点を置いており、

がん細胞と正常な細胞を区別する能力は

二の次になっておりました。

 

その結果が抗がん剤が強い副作用が

出ると言われる所以ですね。

 

しかし、近年研究が進み

がん細胞だけが持つ特徴を見分けられるようになり、

効率よくがん細胞を死滅させる薬が開発されています。

 

副作用を0にすることはできないですが、

この薬の開発によりがん治療をする人の負担が

より少なくなっております。

 

副作用が少なければ病院に通いながら

治療を続けることができるなど、

患者さんの選択肢を広める為にも

今後必要とされる薬でしょう。

 

抗がん剤は作用機序によって様々な種類がある?抗がん剤を分かり易く徹底解説!

抗がん剤治療の費用は高い??

 

抗がん剤はがん治療には

多く用いられています。

 

しかし、抗がん剤の多くは単価が高額な物も少なくないので

治療費の負担に悩まされる患者さんも少なくありません。

 

その時に一度確認して頂きたいのは

「高額療養費制度」です。

 

この制度は、所得に応じて月の自己負担の限度額が

決まっており、その金額を超えた場合は

申請することで払い戻すことができる制度です。

 

この制度を使った場合と使わない場合では

負担額が大きく変わってきますので

一度はチェックして頂きたいです。

 

下記のURLをチェックしてみるのも良いですが、

内容がなんだかんだ複雑なので

病院の窓口に一度聞いてみるのも良いでしょう。

 

http://www.saitama-med.ac.jp/kokusai/division_info/anticancer_drug-8.html

 

「お金がないから治療を満足に受けれない・・・」

という方もこの制度を利用できる可能性が

あるので、参考になれば幸いです。

 

まとめ

 

抗がん剤を用いることは

賛否両論あるみたいですね。

 

私はどちらも一理あると考えています。

 

結局治療を受ける本人が決めることですから。

 

ただ決定する際は多くの情報を元に

決定して欲しいと思っています。

 

今は医者も一人ではなく複数人に診てもらう

事も推奨されています。

 

なので、一つの情報を鵜呑みにするのではなく、

色々な所から情報を手に入れ

自分が一番納得する決定をする方が良いかもしれませんね。

 

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